五臓の心と肝の弱りが、不眠につながります。
心には血を集めて全身に送る血液ポンプとしての働きがあり、肝にはその血を貯蔵するという働きがあります。精神や魂は、この血の栄養分によって養われています。ストレスや偏食、消化器系の不調などが原因で血が足りなくなると、精神や魂は不安定になり、そのひとつの症状として不眠があらわれます。不眠が続くと精神的にも身体的にもかなりの負担がかかり、他の不調のきっかけになるので早めの対策をとりましょう。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
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五臓の心と肝の弱りが、不眠につながります。
心には血を集めて全身に送る血液ポンプとしての働きがあり、肝にはその血を貯蔵するという働きがあります。精神や魂は、この血の栄養分によって養われています。ストレスや偏食、消化器系の不調などが原因で血が足りなくなると、精神や魂は不安定になり、そのひとつの症状として不眠があらわれます。不眠が続くと精神的にも身体的にもかなりの負担がかかり、他の不調のきっかけになるので早めの対策をとりましょう。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
暴飲暴食やかぜ・乗り物酔いなど、吐き気の原因はさまざま。がまんするより吐いてしまう方がよい場合も多いので、吐いた後は安静にして、回復したら栄養補給を行いましょう。
①塩水
飲み過ぎ・食べ過ぎ・二日酔いなどが原因の吐き気は、吐いてしまった方が楽になります。嘔吐をうながす塩水を飲んですっきりさせましょう。
②ショウガエキス
ショウガには吐き気止めの効果があります。乗り物酔いによる吐き気は、乗り物に乗る前にショウガエキスを飲むことで、防ぐことができます。
MEMO:ショウガエキスの作り方
①皮をむいたショウガをフライパンで乾煎りします(天日に干してもOK)
②①のショウガをすりおろして、鍋に入れ、水を加えて煮ます。煮汁が半分の量になるまで煮詰めます。※ショウガエキスがないときは、すりおろしたショウガの汁を冷水にとかして飲みましょう。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
痔は便秘が原因で発症するケースが多いので、便通をよくする食べものをとり、香辛料などの刺激物をさけた食生活を心がけましょう。
①イチジク
食物繊維が豊富で、痔の原因となる便秘を改善する効果があります。また、炎症を抑える働きもあるので、痔の症状にも効果的。
②ホウレン草
腸を潤して、便通をスムーズにする作用があります。食物繊維も含まれているので、便秘が解消され、痔にも有効です。
③カボチャ
カボチャに含まれるビタミンが血行を促進し、痔の予防、回復に効果的。食物繊維が豊富で便秘改善にも有効です。
MEMO:カボチャはわたと種に高い栄養が含まれています。捨ててしまうことの多い部分ですが、上手に調理して、栄養を残さず摂取しましょう。
※カボチャの種のスナックの作り方
①洗ったカボチャの種は水分をきって、乾燥させます(トレイなどに広げて乾かします)
②フライパンで乾煎りします(オーブンで加熱してもOK)ぱちぱち弾けてきたら火を止めます。
③食べるときは、種の側面をキッチンバサミなどで切って中身のやわらかい部分を取り出し、食べます。お好みで塩を軽くふって食べましょう。
日本漢方医薬研究所 担当:中川
8月23日ごろからの暑さがおさまってくる時節
暑さはまだ残っているけれど涼風がそよぎ始める季節。台風の襲来も多くなりますが、農作物の収穫も目前です。この時季は夏の暑さで体も弱っています。かぼちゃは冬至に食べるとよいといわれ、冬野菜と思われがちですが、実は夏が旬。豊富なでんぷん質は疲れを取るばかりか、きゅうりやメロン、冬瓜と同じようにウリ科なので暑さで弱っている体の熱を取ってくれます。ほかにもなす、オクラ、ピーマン、トマト、とうもろこし、じゃがいもなどの夏野菜で栄養補給を。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
インフルエンザは個々の症状に合わせて診断します。
中医学ではインフルエンザは症状から状態を見極めて、その病気が体のどこでどうなっているのかを判断して対策を考えます。冷えているなら温めよう、熱があるなら冷まそう、体表に近いなら発散させよう、深いところにあるなら体を元気にしながら病に打ち勝たせようというように。
(有)日本漢方医薬研究所 中川
ストレスを発散して急性高血圧を抑えて♬
一時的に血圧が上がる急性の高血圧では、ストレスを発散させて、気持ちを穏やかにする対策が必要です。食事面では、体内の熱を冷ましてストレスを発散させる食材(トマト、きゅうり、ゴーヤ、セロリ、緑豆もやし、すいか、緑茶など)をとるのがおすすめ。また、柑橘類、ローズやミントなどの香りはストレス緩和に役立ちます。
(有)日本漢方医薬研究所 中川